
MBA受験、どう選ぶ?私が3つの大学院から選んだ理由
MBAに興味を持ち始めたころから、「どこの大学院で学ぶか」は日頃から気になっていたテーマでした。私の場合、最終的に検討したのは3校。
・2つの大学(A大学・C大学)
・民間企業が運営するビジネススクール(B校) の、計3つの選択肢です。
もともとMBAには興味があり、本屋で書籍をパラパラ読んだり、セミナーに参加したりしていたので、ざっくりとした校風は把握していました。前職でもMBAを目指す同僚や、企業派遣で入学している方もいて、なんとなく「それぞれに個性があるんだな」という印象は持っていました。
A大学:エリート間にちょっと圧倒される…?
まず検討したのはA大学。
夜間講義が中心、社会人向けとしての制度も整っていて、環境としては非常に魅力的です。
ただ、私の中では“大企業で出世を目指す人”や“すでに起業している人”が通うイメージが強くありました。
おそらく、実際に活躍している方も多いと思いますし、確かな実績のある大学だと思います。
でも正直なところ、「私は出世にあまり興味がないし、いわゆるバリバリと仕事するタイプでもない…ちょっと場違いに感じるかも…」という不安な気持ちがありました。
B校:キラキラした都会のビジネススクール
次に検討したのが、民間企業が運営するBビジネススクールです。
ここはかなり露出が高く、書店で関連書籍を目にしたり、eラーニングの広告を見かけたりと、知名度が抜群。企業研修でも採用されているという、安心感もありました。
実は私自身も、単発の講義には何度か参加したことがありました。
駅から近く、きれいなビルに入っていて、通学している方たちは“キラキラ”していて、ちょっとおしゃれでスマートな印象。
でも、当時の私は「学ぶ環境のキラキラ感よりも、実際に両立できるかどうか」を重要視していました。
それに学費が比較的高めだったこともあり、ここも見送りに。
C大学:歴史のある多様性を重視した校風
そして、私が最終的に選んだのがC大学です。
歴史があり学際性を特長の1つとして、“多様性を大事にしている”という雰囲気がとても印象的でした。
留学生も多く、通学する学生の職業やバックグラウンドもバラバラ。
「いろんな価値観の中で学べそうだな」と思ったことも、決め手の一つでした。
(ちなみに、建物は年季が入っていてキラキラ感は皆無です笑。でもそれも趣があっていいなと感じました。)
そして何より大きかったのが、「家から近い」という現実的な理由。
仕事をしながら通学することを考えたとき、移動に時間がかかるのは本当にハードルになります。
その点、C大学は無理なく通える距離だったこともあり、「ここなら、私にもやっていけそう」と思えたのです。
私のとっての”選び方”=背伸びしすぎないこと
結果的に、私にとってはC大学一択でした。
・学びたい内容がある
・多様な人と出会える
・自分の生活リズムで通える距離にある
これらの条件が揃っていたからこそ、「ここなら!」と思えたのだと思います。
📌まとめ:自分に合うかどうか、がいちばん大事かも
大学院の選び方に正解はないと思います。
でも私の場合は、「カッコいい場所で学ぶ」よりも、「等身大の自分で学び続けられるか」を大切にしました。
MBAに興味があるけれど、どこで学ぼうか悩んでいる方へ。
ぜひ、ご自身のライフスタイルや価値観にフィットする場所を探してみてください。