
【社会人MBA受験】出願に必要な書類とは?| 準備と主な注意点を紹介
社会人としてMBAを受験するうえで、まず最初に向き合うのが「出願書類の準備」です。
今回は、私が実際に出願時に提出した3つの書類と、それぞれの準備にかけた時間や工夫についてご紹介します。
① 学習計画書|“何のためにMBAを目指すのか”を言語化する
「学習計画書」と聞くと、タイムラインや研究テーマを記載するような印象を持つかもしれませんが、
実際は就職活動でいうエントリーシートに近い内容です。
具体的には:
- これまでの経験やキャリアの中で感じている課題
- なぜ今MBAに進学するのか
- MBAを通じて、社会でどのようなことを実現したいのか/問題を解決したいのか
- 志望校を選んだ理由
といった内容を、自分の言葉で丁寧に書きました。
この学習計画書の作成には、予想以上に時間がかかりました。
というより、「普段から頭の中で考えていることや課題を整理する」、「自分の言葉で語ること」の難しさを痛感したという方が近いかもしれません。
学習計画書については、もう少し深く書きたいテーマなので、別記事で改めてご紹介したいと思います。
② 職務経歴書|社会人経験を“伝わる言葉”で
社会人選抜での出願だったため、職務経歴書の提出もありました。
この書類では:
- 勤務先や部門名、業務内容
- 担当してきた業務の成果や役割
- キャリアを通して得た視点や強み
などをまとめました。
職務経歴書自体は、そこまで多くの時間をかけることはできませんでした(正直、学習計画書に全力を注いでしまい…)。
ですが、選考されるのは主に大学の先生方(教授)であることを踏まえて、
実務経験のない方にも伝わるよう、専門用語はなるべく使わずに説明するように意識しました。
③ 語学力の証明書|私はTOEICを選びました
語学力については、学校によっては不要な場合もありますが、私が受験した大学では英語スコアの提出が必須でした。
TOEIC・TOEFL・IELTSなど、いずれかのスコアが認められていますが、
私は以前から学習していたTOEICスコアを提出することにしました。
ただし、TOEICのIPテスト(企業や団体向けの団体受験版)は認定されないため、公開テストで取得したスコアを提出しました。
TOEICの勉強法やスケジュールについては、また別の記事でご紹介できればと思います✍
さいごに|出願書類の準備も、立派な“自己理解のプロセス”
今回は、私が提出した3つの出願書類について簡単にご紹介しました。
どれも「書けばいい」というものではなく、
自分自身をどれだけアイデアや課題を整理しているか、どう言語化できるかが問われる内容がほとんどです。
これから社会人MBAの出願を検討している方にとって、
「実際にはどんな準備をしていたのか?」という視点で、少しでも参考になれば嬉しいです。
それぞれの書類の内容や、私がどう取り組んだかについては、今後もう少し詳しくご紹介する予定です🙂