
社会人MBAって大変?|私がぶつかった3つの壁と伝えたいこと
社会人MBAって実際どう?
社会人として働きながらMBAに通う。
響きだけ聞くと「意識高そう」「かっこいい」と言われることもありますが、正直に言って良いことばかりじゃありませんでした。もちろん、私は進学して本当に良かったと思っています。でも、それと同時に「これは思った以上に大変だったな…」と実感することもたくさんあります。
今日は、そんな私の体験をもとに、社会人MBA生活でしんどかったこと=デメリットについて、3つの視点でお話ししたいと思います。
1.タイムマネジメントは想像以上に難しい
入学前から、「時間との勝負になるだろうな」とは思っていました。
実際、会社の制度を使って短日勤務に切り替えたのですが、それでも時間が足りない。
課題が重たかったり、苦手分野の講義があるときは、ほぼ勉強漬け。1つの課題を終わらせるのに、7時間以上かかったものも。
でも仕事の量が完全にゼロになるわけではありません。
講義中に「明日の会議、大丈夫かな…」と頭の片隅で考えていたり、逆に仕事中に「このあと課題やらなきゃ」と焦っていたり。どっちつかずになってしまう瞬間もありました。
正直、時短勤務を選んでいたら、とてもじゃないけど両立は無理だったと今でも思います。
2.周りの学友と比べてしまう自分がいる
頭では「人と比べても意味がない」ってわかっている、はず…
でも、どうしても比べてしまいました。
弁護士や会計士、外資系で活躍していた人、留学生。
「優秀すぎる…」と感じる人が本当にたくさんいました。
私は、どちらかというと「会社がしんどい、だからその前に“組織”をちゃんと知ってみたい」と思って入学したこともあって、前向きというより、少し後ろ向きな動機でした。
だからこそ、「みんなとスタートラインが違うのかな?」と不安に思うことも。
彼らは自分の賢さや強みを見せつけることなく、さりげなくスマートで。(見せつけてくる人もいます。笑)
なのに私は、自分の足りないところばかりに目がいって、自信をなくす日が多いです。
※このテーマについては、また別の記事でもう少し深く書こうと思っています。
3.体調管理の重要性を痛感した
社会人MBA生活で、一番の後悔は「体調を崩してしまった」ことかもしれません。
これもわかってはいたはずでした。
健康は何よりも大切だと。でも、新しい環境、仕事との両立、生活リズムの変化、夏の異常な暑さ…いろんなものが重なって、入学してからの数ヶ月は、ほとんど体調不良で過ごしました。
気づかないうちに無理をしていて、まるで“知恵熱”のように何度もダウンしていました。
元気じゃないと、何も進まない。
この当たり前のことを、あらためて思い知らされた時間でもあります。
📌それでも、進学してよかったと思える理由
つらかったこともあったけど、やっぱり「この時間はかけがえのないものだった」と思っています。
それは、決してキラキラしたことばかりじゃなく、自分と向き合うための大切な“試練”だったとも言えます。
これからMBAに通おうか悩んでいる方。
今、通っていてしんどさを感じている方。
もし、この記事のどこかがあなたの気持ちに寄り添えたなら嬉しいです😊
次回「周囲と比べてしまう自分」との向き合い方について、もう少し深く書いてみたいと思っています。
いまだにぐらぐら揺れてばかりです。