社会人MBAはきつい?意味ない?毎日が精いっぱいだった平凡な会社員が語る、後悔しない考え方

「社会人MBAはきついのか?」
「意味ないという声もあるけど本当?

そう感じている方に向けて書きます。


確かに、社会人MBAはきついです。
ただし、後悔するかどうかは“ある違い”で決まります。

この記事では、実際に通学し卒業した経験から現実と、後悔しないための考え方を整理します🙂


社会人MBAが「意味ない」と言われる理由

電車の広告やSNSでも見かけることが増え、なんとなく

「意識が高そう」

「キャリアアップに良さそう」

といった印象を持つ人も多いかもしれません🙂🙂

一方で、こんな声もよく聞きます。

  • 大変そう
  • コスパが良くない
  • タイムマネジメントできない
  • もはや意味がない

実際、私自身もこんなことを言われたことがあります。

ある60代の男性から、

「大学院なんて普通は20代の若いうちに行くものだ。社会人になってから行く意味あるのか?」
「私の家族が社会人になってからが大学院に行きたいなんて言ったら、殴りたい気分になるね。無駄遣いするなって。」

そのとき私が思ったのは、とてもシンプルなことでした。

そもそも“普通”って何だろう🤔

学ぶことに年齢制限があるのでしょうか。
そして、なぜ社会人が学ぶことに対して、ここまで偏見が生まれるのでしょうか。

正直に言えば、そうした言葉の多くは
限られたコミュニティの中で、限られた情報だけを見ている人の意見だというのが私の個人的な感想です。

これが私の修了した後の思いです。


働きながらMBAに必要なもの

とはいえ、社会人MBAが大変であることも事実です。

時間も体力も必要ですし、
費用も決して安いものではありません。

私学であれば数百万円、
国公立大学院だったとしても100万円~150万円の学費がかかります。
海外MBAとなれば、物価だがと円安のダブルパンチで、ドミトリー代や生活費を含めると1,500万円~になります。

つまり、社会人MBAはまず先立つものとして、

お金

は準備しておく必要があります🐼🐼


社会人MBAがきつい。体感した3つの大変

① 時間が足りない

仕事+講義+講演会+課題+試験+プライベート…もろもろ

すべてが同時に走ります🏃

社会人であれば、職場の理解や家族の理解も必要になります。
有給や勤務制度をうまく使えない環境では、通学自体が難しい場合もあります。

MBAは
人生のリソースを再配分する2年間なのかもしれません👩‍💻


② 思考の負荷が大きい

MBAの学びは、暗記中心の試験とは大きく違います。

👓仮説を立てる

💻データを分析する

🙋‍♀️意思決定を議論する

といった「思考力」が求められます。

知識量だけでは通用しない場面も多く、
社会人経験があることが、大きなアドバンテージになります。

個人的には、学部卒業後すぐにMBAに進学するのは、かなりもったいない気もしています。

せめて3〜5年ほどの社会人経験があると、
講義での学びや得られるものは、ぐっとリアルになります🏃‍➡️


③ 優秀な人に囲まれる

これは入学前から覚悟していました🥹

MBAには

  • 経営者(社長)
  • 一流コンサルタント
  • 弁護士
  • 会計士
  • 外資系企業のビジネスパーソン

など、さまざまなバックグラウンドを持つ人が集まります。

そんな人たちに囲まれると、
自分のキャリアがとても小さく感じる瞬間もあります。

私は、講義や勉強会などで、自己紹介の時間が苦痛に感じることもありました。(笑)🫠なんて普通なキャリアなんdろう…と、自己嫌悪になったことも。


社会人MBAで感じる苦悩と葛藤

時間管理や体調管理ももちろん大変です。
でも今回は、少し違う視点から書いてみたいと思います。

それは

心理的なきつさです。


① キャリアの正解がわからなくなる

大学院では、
本当に多様なキャリアを持つ人に出会います。

そして同時に、自分の未来の選択肢も広がります。

  • 会社に残る
  • 転職する
  • 起業する
  • 研究に進む
  • 博士課程に進む

「選択肢が広がる」というのは良いことのはずなのに、逆に迷いが増えることもあります。

② 自分の価値観と向き合うことになる

MBAに通うと、
嫌でも自分と向き合う時間が増えます。

これまでのキャリア
自分の専門性
年齢
市場価値

さらに今は、AIの登場によって
知的労働のあり方そのものが変わり始めています。

これから社会はどう変わるのか。
その中で、自分は何をするのか。

こうした問いに向き合う時間が増えました🏫

③ 成長を実感しにくい

MBAで得られるものは、
資格のように分かりやすく可視化できるものばかりではありません。

「私は何ができるようになったのだろう?」

そんな問いを自分に投げることもあります。

客観的な評価ではなく、
自分の内側で変化しているものが多いからです🐥


社会人MBAの意味を考える

ここまで書いたように、社会人MBAは

キャリアを保証するものではありません。

MBAを取れば必ず転職できる。
MBAを取れば年収が上がる。

そんな単純な因果関係はないと思います。

でも、確実に変わるものがあります。

それは

  • 判断基準
  • 視点
  • 問いを立てる力

です。

入学前には想像していなかった思考の軸が、
少しずつ自分の中に生まれている感覚があります。

そしてそれは、第三者から評価されにくいものでもあります。


社会人MBAはオンラインではなく、通学一択です

資格勉強や読書だけではなく、
人と議論し、対面でコミュニケーションを取りながら、

耳で
目で
肌で
脳で

感じながら得たものです🧚


映画『Good Will Hunting』の言葉

私が好きな映画に
『Good Will Hunting』(グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち : 作品情報・キャスト・あらすじ – 映画.com)があります。

公園のベンチのシーンで、心理学者ショーンが主人公にこう語ります。

“If I asked you about art, you’d probably give me the skinny on every art book ever written.
But you can’t tell me what it smells like in the Sistine Chapel.”

意味はこうです。

芸術について聞けば、君は本の知識をいくらでも語れるだろう。
でも、システィーナ礼拝堂の中の匂いは知らない。

つまり、

知識と体験や経験の違いを語る言葉です。

知識として知ることと、
実際に経験・体験することの間には大きな隔たりがあります。

社会人MBAで感じたことも、
どこかそれに似ている気がしています。


MBAを考えている人へ

MBAを考えている人へ。
そして、学び直しを考えている人へ。

社会人MBAは、
誰かに評価される分かりやすい成果を約束するものではないかもしれません。

でも、

正解を探すことよりも
自分の問いを持つこと

に価値を感じるのであれば、
そこには十分な意味があると思います。

私は、MBAに進学してよかったと心から思っています。

また、MBAをオンラインで考えている方へ。

もし同じ時間エネルギーを使うなら、

必ずオンラインではなく、「通学」を選択してください。

限られたリソースを注ぐだけの価値が、そこには確かにありました😄😄😄

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