
社会人の簿記2級リベンジ|私が弱点を克服した具体的な方法とは
1回目不合格からのリベンジ!私が合格のために変えた3つのこと
日商簿記2級に2回目の受験でようやく合格できました🙌
前回の記事で書いたように、1回目の受験は150時間ほど勉強したにもかかわらず、不合格。とても落ち込みました。
でも不思議と、「もう一度頑張れば、合格に近づくかもしれない」という、根拠のない前向きさがあったんです。
その理由は、1回目を通じて自分の“明確な弱点”が見えたからだと思います。
今回は、私が2回目の受験で合格するために取り組んだ3つのことをまとめます。
1.仕訳は“ミスゼロ”になるまで、書いて覚える!
まず徹底的に取り組んだのが、仕訳の強化です。
簿記2級では、仕訳が正確でないと他の問題にも波及してしまい、大きな誤差に繋がります。
1問ごとに部分点があるとはいえ、それだけでは合格点には届きません。
私は、「もう間違えない」と言い切れるまで、ひたすら手を動かして覚えました。
✍ ポイントは“省略ルール”でスピードアップ
- 買掛金 → 「買×」
- 売掛金 → 「売×」
- 減価償却費 → 「Dep」 など
小さなことですが、これが後述の「時間配分」の改善にかなり効いてきました。
「とにかく書く。何度でも書く。」を信じて続けたのが、合格の一歩でした。
2.鬼門だった「連結会計」は、動画教材で克服!
2級の最大の壁…それが連結会計でした。
正直、1回目のときは何が何だか分からず、「え?今私は何してるの?」状態。
理解できないまま、手が止まっていました。
そこで2回目は、YouTubeの無料動画講義を活用しました。
図解と音声で解説してくれるコンテンツはとてもわかりやすく、
- 「これは何のための処理なのか?」
- 「なぜこの計算式になるのか?」
といった“背景や意味”まで理解できるようになったのです。
時間はかかりますが、ここは遠回りしてでも意味を掴んだ方が絶対に良いと今でも思います。
3.時間が足りない! → 配分とスピードを工夫
1回目の試験で強く感じたのが、**「とにかく時間が足りない」**という現実。
最後の大問まで到達できず、焦りで思考が停止…。本当に悔しかったです。
そこで、2回目は**“時間の使い方そのもの”を戦略的に見直しました。**
💡 具体的にやったこと:
- 仕訳スピードを上げる:省略ルールの徹底で手書き時間を短縮
- 電卓は左手で打つ練習:右手で書きながら、左手で計算する
- 1万円は「10,ー」と略すなど、自分なりの簡略化を工夫
これは地味に効きます!
「1秒でも早く」が合格の鍵だと本気で思います。
最後に:2回目の受験で意識したこと
- とにかく過去問を繰り返す!
- 同じ問題でも100%できるまで解く!
- YouTubeは心強い味方。テキストは変えず、同じものを何周も!
📌 私が使っていたのは『スッキリわかるシリーズ』のみです。
途中で他のテキストに浮気せず、何度も何度も繰り返しました。
ここまでに、勉強時間は前回の150時間+100時間で、250時間ほど費やしたと思います。
🏅諦めなければ、簿記2級は独学でも合格できます
私も、数字に強いタイプではありません。
正直、苦手な科目でした。
日商簿記自体が、年々難化しているというのもあるかと思います。
でも、「できるようになりたい」という気持ちを持っていたから、2回目で合格することができました。
うまくいかないときも、自分の弱点に向き合って改善すれば、ちゃんと前に進めると実感しています。
これから簿記2級を目指す方にとって、少しでもヒントになれば嬉しいです😊