簿記3級から数年ブランク|社会人が再スタートで2級に挑戦した記録
日記

簿記3級から数年ブランク…社会人が再スタートで2級に挑戦した記録

 MBA進学の準備を進める中で、「自分に何が足りないだろう?」と考えたとき、真っ先に浮かんだのが会計の知識でした。

学生時代は商学部出身でもないし、中学生の頃から勉強に自信があったわけでもない。
正直、数字は得意じゃないし、簿記に対してワクワクしたことなんて一度もない。

でも、家計簿や節約のような生活に直結する数字は好き。
そんな感覚から、数年前に日商簿記3級を独学で取得したのが最初の一歩でした。


3級取得から4~5年、忘れていた“あの感覚”

簿記3級を勉強し始めた当時は、「借方?貸方?」「仕訳ってなに?」という状態からのスタート。
使った教材は、初心者にやさしい『スッキリわかるシリーズ』でした。

簿記独特のお作法に慣れるまでが一苦労でしたが、コツコツ独学で進めて、だいたい50時間ほどで合格。
ただ、その知識が自分の中で“定着した”とはあまり思えなかったのが正直なところです。


そして、2級受験への挑戦!

MBA受験に向けて「簿記2級を持っておきたい」と思ったのが、再挑戦のきっかけ。
それから数年ぶりに、再びスッキリわかるシリーズ(2級)のテキストを手に取りました。

いろんな参考書を検討しましたが、結局、3級のときと同じスッキリシリーズに決定。
理由は、「自分の理解ペースに合っていた」から。カラーも見やすく、構成も丁寧で、挫折しにくいと感じました。


📖勉強法|思い出し&理解の反復

まずは忘れてしまった知識を思い出すために、ざっくりと全体を一読。
そこから、

  1. テキストの一読
  2. テキストの精読(1周目)
  3. 用語や意味をノートに殴り書き(2周目)
  4. 練習問題を解く
  5. 『スッキリシリーズ』の問題集に取り組む

という流れで進めていきました。

「工業簿記ってなんだっけ?」
「この仕訳って、借方?貸方?」

迷いながらも、とにかく“書く・解く・繰り返す”
仕訳の勘定科目は、ひたすら暗記と慣れで乗り越えるしかありませんでした。


1回目の受験は…不合格。でも諦めたくなかった

そんな感じで、仕事の前や後の時間をやりくりしながら、約150時間をかけて準備。
「よし、がんばった。ギリギリ合格できるかも…」と思って淡い気持ちで挑んだ1回目の試験。

結果は――不合格。
仕事の合間をぬって時間を捻出していたこともあり、かなり落ち込みました。

でも、不思議と「もうダメだ」とは思いませんでした。
結果はともなわなかったけど、努力した手応えが少しだけあったから。
やり方を変えれば、次はいけるかもしれない」と、いう気持ちがありました。


👍次回:2回目の受験でやった“勉強法の見直し”とは?

次回は、2回目の受験に向けて勉強法をどう変えたか、
そして実際に合格できたときの話をお伝えしたいと思います。

「簿記が苦手だけど、挑戦してみたい」
「一度失敗して、どう立て直したらいいかわからない」

そんな方に、少しでもヒントになる内容をお届けできたら嬉しいです😊