他人と比べてしまうのは、真面目に取り組んでいる証拠
日記

社会人MBA生活|比べたくないのに比べてしまう私が心がけた2つのこと

社会人MBAで見つけた、心を整える2つの工夫

「人と比べてはいけない」
「昨日の自分と比べなさい」
—— こんな言葉は、書籍や周りの人から何度も聞いてきました。

でも、頭ではわかっていても、実際には比べてしまいます。
特に社会人MBAに通い始めてからは、それを痛感する場面がたくさんありました。

同じ教室、同じ講義。でも、私は…。

同じ講義を、同じ教室で、同じ教授から受けているのに。
みんなは、1時間で終わる課題をさらりと仕上げ、私は3〜4倍の時間がかかる。

それだけならまだしも、小テスト、中間テスト、期末テスト、レポート…。
「品質」「コスト(労力)」「納期」のどれを取っても、
周りと自分のレベルの違いを痛感してしまう毎日でした。
(仕事でも求められるQCD…。苦笑)

くすんで見えた自分

特にしんどかったのは、
時間に追われる社会人生活の中で、「やってもやっても終わらない」「終わっても内容が薄い気がする」
と感じることでした。

平易な言葉でいえば、周りがキラキラして見えて、私自身がくすんで見えたんです。

周りには、会計士や弁護士、受験戦争を勝ち抜いた留学生たち。
同じ土俵で勝負できるわけがないし、する必要もないのに、無意識に比べてしまっては落ち込む。
そんな自分に気づいて、さらに落ち込む。
そんな日々の繰り返しでした。


それでも、私なりに工夫した2つのこと

そんな劣等感の渦のなかで、私が心を守るために試していたことが2つあります。

① 感じたことを手書きでメモする

日記というほどではなく、簡単な箇条書きや一言メモ。
「今日、〇〇で落ち込んだ」
「今日、できるようになったこと」
——こんな風に、自分の感情をそのまま書き出しました。

書くことで、モヤモヤが一度 私から出すことができる。
そして、「ああ、私はこう感じたんだな」と、少しだけ客観視できる。
そんな小さな効果を感じていました。

② 「周り」ではなく「過去の自分」と比べる

もう一つ心がけたのは、入学前の過去の自分と比べること。

あの時はまったく分からなかった知識を、
今は少しでも理解できるようになった。
あの時は挑戦すら怖かったのに、
今は机に向かって課題に取り組んでいる。

思えば、この悩みすら、入学を決断したからこそ生まれたもの
もしあの時、挑戦をあきらめていたら、こんな風に悩むこともなかったのかもしれません。

今は過去の自分が励ましてくれているように感じるときもあります。


それでも、落ち込むときはあるけれど

正直、これだけ意識しても、
落ち込むときは、やっぱり落ち込みます。

でも、「誰かの100%を目指す」のではなく、
「自分が納得できる80%を目指す」。
そんな小さな目標設定をするようにしています。

📌最後に|努力している証拠

周りと比べてしまう気持ちは、成長したとしても簡単に手放せるものではないかもしれません。
でも、比べたくなるほど、目の前のことに本気で努力している証拠だと私は思います。

もし、この記事が今、どこかで頑張っている方の小さな支えになれたら嬉しいです👍

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