心が疲れたときに聴いている曲|音楽の処方箋

元気が出ないときに聴く音楽|私の背中を押してくれる3曲 落ち込んだ時、ふと耳にした音楽に救われた経験ってありませんか? 今回は、社会人として日々頑張る私が、元気をもらった音楽を3曲ご紹介します。ジャンルも年代もバラバラですが、どれも「また頑張ってみよう」と思えるきっかけになった曲たちです。 ① BUMP OF CHICKEN『Ray』|大人の青春に効く応援ソング 学生時代からバンドミュージックが好きだった私にとって、BUMP OF CHICKENはずっと聴き続けている存在です。代表曲といえば『天体観測』ですが、私が特に元気をもらえるのは『Ray』という曲。 2014年にリリースされたこの曲は、私にとって“大人の青春ミュージック”。ちょっとダサい表現かもしれませんが(笑)、社会に出て、自分を見失いそうなときに聴くと、「まだやれるかもしれない」と思わせてくれるんです。 特に心に残っている歌詞はこちら: “○×△どれかなんて、みんなと比べてどうかなんて確かめる間もない程 生きるのは最高だ。あんまり泣かなくなっても ごまかして笑っていくよ大丈夫だ あの痛みは忘れたって消えやしない” そして、 “大丈夫だ この光の始まりには 君がいる” どこか不安で、それでも前に進みたい気持ちを受け止めてくれるような、優しくも力強い一曲です。 ② Mrs. GREEN APPLE『ケセラセラ』|心が踊る現代ポップ 実はこの曲、最初は「ちょっと苦手かも…」と思っていたのですが(笑)何度か耳にするうちに、音楽としての完成度の高さと独自の世界観にぐいぐい引き込まれました。 Mrs. GREEN APPLEの楽曲って、ポップで聴きやすいのに奥行きがあって、歌詞やサウンドの構成もすごく巧妙なんですよね。 私個人としては、バラードよりもポップを作る方が難しいと感じています。でもこの曲は、どの世代にも響く「軽やかさと希望」が込められているように思います。 気づけばサビを口ずさんでいたり、朝の通学・通勤中に聴いたり。気持ちが沈んでいるときに聴くと、「考えすぎないようにしないと」って思えてきます。 ③ Andra Day『Rise Up』|心の奥に火を灯してくれる一曲 最後にご紹介するのは、Andra Dayの『Rise Up』。力強さと繊細さを兼ね備えた歌声に、毎回心を揺さぶられます。 タイトルの通り「立ち上がれ!」というメッセージがこもった曲で、しんどくて動けない日でも、静かに背中を押してくれるような感覚があります。 特に冒頭の歌詞が印象的です: “You’re broken down and tiredOf living life on a merry-go-roundAnd you can’t find the fighterBut I see it in you so we gonna walk it outAnd move mountains” 【和訳】 「あなたは疲れ果てて、ボロボロになってぐるぐる同じところを回る(メリーゴーランドの)ような人生にうんざりしてるもう、戦う力が見つからないでも私はあなたの中にそれを見てる一緒に歩こう山をも動かしてみせよう」 静かなピアノの伴奏と、絞り出すような歌声。聴くたびに、「私はまた立ち上がっていい」と思わせてくれる曲です。 ♬おわりに|音楽には、心の奥をやさしく整えてくれる力がある どんなに落ち込んでいても、音楽にだけは心を開ける瞬間ってありますよね。 今回ご紹介した3曲は、私が自分を取り戻したいときに頼りにしている音楽たちです。もしこの記事を読んでくださったあなたにも、「今の自分にちょっと効くかも」という曲が見つかったらうれしいです🙂