──入学前と在学中で変わった不安の正体
社会人MBAを考えたとき、不安になることはたくさんあると思います。
仕事、家庭、プライベート。
そこに「学業」という新しい軸が加わることで、
限られた時間・体力・お金といった資源は、確実に分散されます。
「今さら勉強してどうなるの?」
「海外MBAでもないのに、国内MBAって意味があるの?」
そんな声が聞こえてくるのも、無理はありません🙁
時間もお金も労力も、あえて分散させる決断には、相応の重さがあります。
その中でも、いちばん根深い不安は
「何も得られなかったらどうしよう」
「何も変わらなかったらどうしよう」
ではないでしょうか。
経営の視座を得られなかったら?
思考が深まらなかったら?
高い学費を払って、数年後も何も変わっていなかったら?
「出世できない」「評価されない」よりも、
実はここが一番怖い。
そう感じている人は、少なくないと思います🙂
社会人MBAは大変?万能じゃないけど、私の人生を変えた“学びの再定義” – Learners & Careers
入学前の私が、一番怖かったこと
MBAに関心を持ち始めた頃、
私はどこかで 「MBA=良い変化が約束されている場所」
だと思っていました。
だからこそ、怖くもありました。
仕事だけでも体力を摩耗してへとへとなのに、
そこへ学業という新しい軸を入れたら、自分はどうなってしまうんだろう😶🌫️😶🌫️
忙しさを理由に、
仕事も、学業も、プライベートも、すべてが中途半端になってしまうのではないか。
最悪、どれもうまくいかなくなるのではないか。
お金を払って、時間を割いて、
数年後、私は一体どうなっているんだろう。
そんなことを、毎日のように考えていました🫥
在学中に変わっていった、不安のかたち
実際に入学すると、不安は少しずつ形を変えていきました。
入学前は
「変わらなかったらどうしよう」と思っていたのが、
在学中の今は、
「この学びを、どう未来につなげるか」
「MBAに進むと決めた過去の自分を、どう裏切らないか」
を考えるようになりました。
MBAは、いわば総合格闘技のような学びです。
すべてを深く理解していなくても、
「知らないままでいる」ことは許されません🤦
実際に講義を受けてみると、
各学問の基礎を学んでいるはずなのに、
むしろ以前より ミクロな世界に入り込んでいる 感覚になります。
この講義を受けているだけで、自分が大きく変わるとは思えない。
正直、そう感じる場面も多くありました。
良い成績を取ること、
講義を無難にこなすことだけでは、
MBAに通う価値は見えにくいと思います。
国内MBAという現実と、向き合う怖さ
さらに、在学中に実感したのは
国内MBAの評価の現実でした😣😣
学んでいる内容そのものは決して浅くない。
それでも、海外MBAほどのブランド力があるわけではない。
これは、学友の転職活動の話を聞く中でも、
率直に感じたことです。
だからこそ、問いは変わります。
私たちにできるのは、
学んだことをどう意味づけ、どう語り、どう活かすか。
自分の示唆や考えを、
本当に実務やキャリアで体現できるのか。
それを考えること自体が、
新たな不安として感じるようになりました🥲
それでも私が思う、社会人MBAの価値
それでも、今の私は思います。
高い視座を得るための答えやヒントは、
講義のスライドにも、参考書にも、
そのままの形では書かれていません。
視座は、
与えられるものでも、教えてもらうものでもない。
自分の中に生まれる
「なんでなんだろう?」
という問いから、少しずつ形作られていくものだと思います✨✨
だからこそMBAは、
自分の問いを深くし、思考の癖をつくる場所なのだと感じています。
入学前、私は組織行動や人的資本に関心がありました。
一方で、ファイナンスやリーダーシップには、正直あまり興味がありませんでした。
しかし在学中に、
企業価値を語るにはファイナンスの視点が不可欠だと痛感しました。
「そんなの当たり前でしょ」と言われるかもしれません。
でも私にとっては、
“なんとなく知っているふりをしようとしている自分”に気づけた
という点で、大きな学びでした。
今からファイナンスの専門家になるのは、簡単ではありません。
それでも私は、
「専門家に、良い質問ができる自分になる」
という目標を持つようになりました🫡
それだけでも、
MBAに来た意味はあったと感じています。
社会人MBAを考えている方へ
怖い。不安。
そう感じるのは、真剣に考えているからだと思います。
「何も得られなかったらどうしよう」
「何も変わらなかったらどうしよう」
そう思う人ほど、
実は一番多くを吸収し、
自分の価値を言葉にしていけるのではないでしょうか😊
個人的には、
怖いと感じる対象が変化していること自体が、すでに成長
だと感じています。
成長や変化は、
その渦中にいるときには見えにくく、
後から主体的に気づいていくものです。
比べるのは他者ではなく、
一年前の自分、昨日の自分。
そこにはきっと、
静かだけれど確かな変化があるはずです🌿🌿


