
簿記やTOEICで実践した、独学を習慣化するための工夫①
独学を続けるために私が取り入れた具体的な学習方法①
独学を続けるのって、本当に難しいですよね。私も最初からうまくいったわけではありません。
最初に取り組んだ資格試験はITパスポートでした。当時は夜に勉強するのはくたくたで集中できないので、「朝に勉強してみよう」と思い立ちました。ただ、最初は15分程度しか確保できず…。それでも、比較的取りやすい資格だったこともあり、テキストの通読と一問一答の問題集を組み合わせて、なんとか合格できました。今思えばラッキーだったと思います。
でも、簿記やTOEICはそう簡単にはいきません。そこで、試行錯誤しながら独学のスタイルを見直しました。その中で「これは効果があった!」と思う方法を紹介します。
1.ToDoリストはできるだけ細かくする
以前の記事でも書いた「野望は高く、目標は低く」という考え方です。
たとえば「問題集の1章を解く」というのも、実際には複数のステップがあります✍
- 1章をインプットする
- 実際に解いてみる
- 所要時間をはかる
- 答え合わせをする
- 間違いの理由を確認する
こうして細かく分解してToDoリストに落とし込むと、「何をやるべきか」が明確になり、どのくらい時間がかかるのかについても、こなしていくと見えるようになります。大きな塊のタスクよりも、小さなタスクの積み重ねの方が前進を実感しやすいんです。
2.学習時間ではなく進捗を重視する
幼い頃のラジオ体操や習い事を思い出してみてください🧚参加するとスタンプやシールをもらえましたよね。あの小さな達成感って、子ども心にすごく嬉しかったはずです。
独学でも同じように工夫してみました。細かく分けたToDoをノートに書き出し、終わったらマークをつける。たったこれだけで、不思議と達成感が得られます。
ToDoで挫折してしまう人の多くは、逆にToDoが大きすぎたり、達成の基準があいまいで「できたのかどうか」が分かりにくいものを設定していることがあります。そこで上で書いた細かなタスクが効いてくるわけです!
小さなタスクをクリアしていくことで、「進捗が目に見える」状態になり、タスクの所要時間が感覚でつかめるようになり時間管理もできるようなります。
この2つは、独学を続ける上でとても大事な工夫でした。今も私はこの方法を実践しています。
次回は「独学を続けるために私が取り入れた具体的な学習方法②」として、別の工夫を紹介したいと思います。
独学がなかなか続かないと悩んでいる方も、「性格や忙しさのせいではなく、やり方を変える」ことで今より楽しく勉強できるかもしれません。一緒に頑張りましょう!