
簿記2級は何時間勉強すれば合格できる?私の独学の記録
結論からお伝えすると、合格までにかかった学習時間は 約280時間 でした。内訳は、1回目の受験に約210時間、そして2回目の受験で追加70時間。合計280時間です。
当時は「私だけこんなに時間がかかっているのでは…💦」と不安になり、インターネットで「簿記2級 独学 勉強時間」といったワードを検索したことをよく覚えています。笑
中には「1か月で合格!」「80時間で合格した勉強法」といった記事や動画が出てきましたが、素養も実務経験もない私にはとても真似できそうにありませんでした😢独学で…と考えていた当初から「自分のペースで長い道のりを歩む」ことを覚悟して勉強を始めました。
学習ルーティンと1週間の時間配分
平日は 1.5~2時間、休日は 4.5~5時間 を目安に学習時間を確保し、週に合計 約18時間 程度をコンスタントに積み上げていました。
意識していたのは「朝型学習」です。
平日は朝早く起きて、朝食前の1時間を勉強時間にあてていました。朝は集中力や体力があるため、新しい内容やボリュームのある単元に取り組むのに最適でした。一方、仕事終わりの夜は疲れて集中力も落ちるので、最低30分だけは勉強するように決め、朝に学んだ内容の復習や軽めの問題演習に充てていました。
休日は午前中をフルコミット。特に模擬試験や時間を要する計算問題は、休日のまとまった時間に取り組むようにしました。休日は、近くのカフェや少し離れた場所で勉強することで、あえて平日の勉強と雰囲気を変えて集中力を高めるような工夫もしていました☕
スケジュール管理
独学の場合、進捗を確認できるのは自分だけです。そのため「勉強時間」で管理するよりも、「テキストや問題集をいつまでに終わらせるか」で管理していました。
イメージとしては、1か月後のゴールをざっくり設定し、それを1週間単位に落とし込む。そして1日のToDoを決めて淡々とこなすスタイルです。
例えば「○日後までにテキストを一周する」と決め、そのために「今週はこの範囲まで終える」と計画。1日の進捗が予定通りいかなくても、週単位で調整すれば無理なく続けられました。
ここで大事にしていたのは「今日3時間やったから、明日は1時間でいいか」といった日ごとの調整はしないこと。
体調不良を除き、気分が良くても悪くても、その日のToDoはやり切るように心がけました。その積み重ねが、小さな達成感になり、学習継続のモチベーションにつながっていました。
まとめ
簿記2級に合格するまでに要したのは 280時間の独学 でした。
短期間で合格した人の体験談を見ると不安になることもありましたが、結局は「自分に合った学習スタイルで、着実に積み上げていく」ことが一番の近道だったと思います。
私にとっては、朝型学習で集中力を活かし、休日に模試や計算問題で実戦力を磨くことが効果的でした。
そして「時間管理ではなく進捗管理」で取り組むことで、無理なく継続でき、合格につながりました。
これから簿記2級を目指す方には「短期合格」が向いている方もいるかもしれませんが、少し模索して自分のペースを大事にしていただければと思います😸